強直性脊椎炎とは？判定基準は？ - Z-CoiL：米国専門処方(RX)シューズ

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強直性脊椎炎は仙腸関節(骨盤骨)をはじめとし、脊柱全般に靭帯の骨化(強直)が進行され、背骨の動きに制限がもたらされる病気です。脊椎靭帯の骨化が現れる疾患で、遺伝性自己免疫疾患です。女性より若い男性から多く見られることが知られています。

初期症状は大概わずかであいまいな腰痛で、寝て起きた後、首、腰などの凝りが3時間以上持続するのが特徴です。そして運動やストレッチで強直が好転する傾向があります。食事の後、よりひどくなる症状は、強直性脊椎炎の症状ではありません。

　　　　　　　　　＜強直性関節炎の進行段階　出所：justgiving＞

強直性脊椎炎判定基準（Modified New York Criteria）

1.　少なくとも3カ月以上の腰痛 - 運動時の好転され、休憩では好転されない

2.　前後面と側面から腰椎の運動制限

3.　胸郭拡張が正常に比べて減少した場合

通常X-Ray、血液検査、遺伝子検査を実施してリウマチ陽性、放射線検査上3、4度の片側性仙腸関節炎や2、3、4度の両側性の仙腸関節炎とともに上記の臨床的基準のいずれかがある場合強直性脊椎炎だとすることができます。

残念ながら今のところ完治薬はなく、症状を軽減、遅延させる程度の処方を実施しており、運動処方が一番良い方法の一つです。

強直性脊椎炎はある種の自己免疫疾患であり、痛みのサイクル性もあるので強直性脊椎炎の克服は本人の忍耐との戦いです。

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