骨盤、腰、首が痛くてプロロ注射を2ヵ月しなきゃならないです

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<質問、Question>

骨盤、腰、首が痛くてプロロ注射を2ヵ月しなきゃならないです。今1ヶ月目ですが、効果がまだ出てないようです。(初めて病院行った時と比べても骨盤の高さも変わってないです。

)注射成分が流れ出されたからそうでしょうか。
そもそもプロロ注射って効果ありますか。

<回答、Answer>

効果が検証されてもおらず、それに加えて、副作用もある、このようなプロロセラピー類を俗にいう突きつける医師は避けた方が良く、医師の間でも、このような治療をする医師を医師と見ていない傾向があります。

注射器の再利用、樹液注射など分割使用汚染、遠心分離機の汚染、抗凝固剤などの注射剤の分割使用、麻酔薬分割使用などによる汚染のために、第2エイズと呼ばれるC型肝炎などの感染事例が数千件ずつ発生して深刻な社会問題となっているように、このような注射類は非常に注意する必要があります。

プロロセラピー（prolotherapy）は、組織を増殖（proliferation）させる治療であり、医療界でも効果的、副作用について議論があり、商業流行の治療という観点がある治療法であり、主に以下のようであり、このような治療は、プラセボ効果（placebo effect）、まれに一時的に良くなったと感じることがありますが、根本的治療ではないというのが一般的な見解であり、また、場合によっては患者が良くなったと感じるようにわざわざ麻酔剤を混ぜて注入する場合もありますので非常に注意してください。

1.靭帯強化注射（高濃度ブドウ糖注射、砂糖水注射）‐ 靭帯弱化の議論

靭帯が完全に破裂した場合再建術を、靭帯50％以上破裂した場合、縫合を50％以下破裂した場合、手術をせず5-6ヶ月うまく管理すれば、原状回復されることが一般的なので議論のある靭帯強化注射でお金使ってわざわざ問題を作ることがないよう、非常に注意する必要がありますし

通常入院して点滴注射に使用するブドウ糖注射が5％の濃度であるのに対しプロロセラピーに使用するグルコースは12.5〜25％の高濃度のブドウ糖を使用し、通常高濃度グルコースを用いた治療を、一般的なプロロセラピーと多く呼び、靭帯強化注射の場合、約50％ブドウ糖を使用している場合もある。靭帯強化ちゅうしゃを賛成する側の主張の論理は、主に伸びた靭帯に高濃度のブドウ糖を注射して、わざと炎症を起こして炎症が自ら治る過程で靭帯が増殖し、靭帯が強化されるという論理なのだが、医療界の一部では増殖された靭帯の強度が従来の靭帯の強度よりも弱く、靭帯強化の役割ができず、時間が経つにつれて、むしろ靭帯全体を弱体化させるという報告もあり、また検証がほとんどできてない椎間板、軟骨、骨にも良いとブドウ糖を注射する病院もあるので特に注意する必要があります。

2. PRP(platelet rich plasma, 血小板豊富血漿）‐ 違法、感染に注意

自分の血液を採取して遠心分離して血小板が多い血漿を用いることで、このような血小板豊富血漿には成長因子豊富、血管増殖因子豊富で、一部で使用されるが、実際の新医療技術として通過ならず、施術自体は法的に問題がないが、施術の費用をもらうことは違法であり、患者の血液を抜いて遠心分離する手間がかかり、施術の過程で感染の可能性があり、関節にはごく一部の効果しかないことが知られており、腰椎、頚椎椎間板ヘルニア、骨などには効果がほとんどないことが知られているが、一部の病院では部位に関係なく施術する場合がありますので、注意してください。

3. DNA注射.PDRN（Polydeoxyribonucleotide)－栄養剤、効果に疑問

サーモンから抽出した血管増殖を誘導する物質でPRPとは異なり合法であり、既に作ってある注射液を使用するため、PRPのように患者の血液を抜いて遠心分離する面倒がなく、感染の可能性がない利点があるが、その効果については多く研究されていない欠点があり、通常はPRP治療とその効果が似ていると言われているが、PRPとDNAの比較研究自体がほとんどなく、つまり注射剤はあるが、効果はよく分からないといえ、またはただの栄養剤と呼ばれる注射です。

4.幹細胞（幹細胞手術、遺伝子注射)－腫瘍の発生、癌に変異 報告

広い意味のプロロセラピーに含まれるが、通常プロロセラピーと言わずに幹細胞治療と呼ばれており、他のプロロセラピーとは異なり、関節軟骨や椎間板、骨にも効果があると主張しているが、検証が十分にされず、は、現行法的に可能な幹細胞治療は、自家骨髄由来の幹細胞、臍帯血（胎盤）幹細胞を利用するものであり、関節軟骨（関節）のみ許可されて、その使用が制限的で、最近では、幹細胞が成長する過程で変異し、がんに進行するという研究報告もありますので、非常に注意する必要があります。

上記治療は有効性と安全性、長年の臨床結果が十分でなく、予期せぬ副作用、後遺症があり得るので治療に非常に注意しなければならず、もしかするとお金を失い、体を悪くさせることもあり下手に受けないことをお勧めします。このような治療は、ほとんど商業性が非常に強い病院で主に実施することも留意願います。

以下は数多くの情報源の一つであり、参考になればと思います。
https://www.sciencebasedmedicine.org/prolotherapy



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