「変形性膝関節症」脚の形(O脚、X脚)、足の変形(偏平足、凹足)による靴の選び方

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今回は靴についてもうちょっと深い話をしてみようと思います。

内容が少し長くなるので、ご了承ください。

まず、一つの質問で始めてみたいと思います。

皆さんは本人の足の形と足首の形についてどれ程知っていますか?

偏平足?　凹足？　内反？　外反？

足の形、脚の形の何がそんなに重要ですか？という質問がありそうですね。

今のポストを最後までご覧になればお分かりになります。

足型とともに歩行時の足の動きを表現する言葉があります。普段からラーニングをしている方々には多分慣れた用語だと思います。外転、内転、中立内転などの専門用語のことです。

とりあえず一つずつ見ていきましょうか?

1. 　外転(外反型、O脚、内反膝)

外転は足をまっすぐに置いて立った時、外側に傾く形の足首、あるいは足の形の人に主に発生します。

こんな足は偏平足とは違って、凹足と呼ばれたりもします。このような足の方は歩行時、あるいは走る動作時に足の外側の軸へ体重が偏る傾向があります。それで靴を長く使うほど靴底の外側に偏摩耗が発見されたりします。(踵の部分だけでなく、全体的にそうです)

しかもこのような足型を持った方たちは大体O脚と呼ばれる脚(内反膝)を持っている確率が高いです。

2. 過内転(内反型、X脚、外反膝)

逆に足底が平らな方もいますよね。足の内側の靱帯が伸び、土踏まずが内側へ伸びている形です。外径骨という骨が敵出ている場合もあり、長い時間歩いて走ることが少し厳しい場合が多いです。ひどい場合には、足首の外側に関節症が進行されることもあります。それは距骨の関節面が水平になっていないためです。

靴を観察してみれば、靴の内側に偏摩耗が起きて、足は主にX脚(外反膝)の場合が多いです。

皆自分は正常の足形をしていると思っていますが、実際観察すると靴の形と職業などによって足の形も変形される事がたくさんあります。特に、運動をしている方々の中には足の変形がもっと多いです。

足の形や脚の形に対してちょっと調べましたけど、それなら、それぞれの場合にどのような靴を履いていなければいけないでしょうか。

まず、最近発売されている靴の形をちょっと見てみましょう。

上の靴は誰が履くべきでしょうか。それとも誰が履くといけないでしょうか。

一見しても靴の内側(左)が若干高く、足首が内側に崩れるのを防ぐために甲皮より少し突き出ているのが見えます。

この靴を1番のように外転のある人たちが履くとどんなことが起きるのでしょうか。

足の外側に荷重はさらに移動され、O脚になったりさらに激しくなりかねないです。つまり変形性膝関節症で膝の内側が悪い方はもっとひどくなる可能性があるという事ですね。そして足の内側に痛みのある方々も痛みがもっと激しくなると思います。

もちろん、靴の外形だけを持って外転、内転を判断することは難しいです。靴の形と実際の履き心地が少し異なる場合もあって米国に参考できるウェブサイトがあるので、ご覧になってください。

https://www.solereview.com/list-of-performance-reviews/

上のサイトに行きますとランニングシューズの種類による分析の書き込みがすごく詳しく出ています。

＜内側は固い反面、インソールの形によって、外側へ非常に偏向されるという評価＞

＜インソールの傾きのために外側に偏向されるという評価＞

上記の二つの場合は靴底の形がはっきりしているために見るだけに区別が簡単です。

しかし、下記の場合はどうですか?一目で見分けできるのでしょうか。

＜もっと柔らかなゲルとフォーム材質のインソールによって外側に多く偏向される＞

＜レーザーカッティングで生じた切り込みのために外側に多く偏向されるという評価＞

見るには扁平な靴みたいですが、実際にはO脚を作る靴であるわけです。もちろん、外側の足首もさらに悪くなるでしょう。

足底筋膜炎などで足が不便な方たち、変形性膝関節症で膝が痛い方々、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症で腰の痛い方たち、大半が楽な靴を履きたいと、ランニングシューズを求めることになるのですが、ランニングシューズは上述のように内転、外転の区分がある場合が一般的です。

そのため、選手の場合、歩行や走る映像を通じて自分の習慣を見て靴を選ぶことになります。

ところがほとんどの一般人は靴を選ぶことをそんなに深刻に考えていません。

奇麗かどうか、楽かどうか、流行っているかどうかなどの基準で決めているので、こういった根本的な部分を見逃すようになるようです。

それではランニングシューズの中に上とは反対に内側に偏る靴があるのかも気になりますね?

さあどうですか。ひと目で見ても外側がもっと固く見えるでしょう?

外転、O脚(内反膝)、変形性膝関節症などで苦労をされている方々は靴のこのような特性をよく知っておく必要があります。

もちろん、短期間走るのが主な目的とする時には靴の選択が少し異なることもあります。しかし、長期間履く日常靴の選択をする時には上で申し上げた事を念頭に置いた方がいいと思いませんか。

米国専門処方(RX)シューズジィーコイルの登録店にいらっしゃった方たちの靴を注意深く観察してみたら、靴の選択を誤った場合が多くて、靴と疾患との関連性について一度ぐらいはポストしたいと思いました。米国専門処方(RX)シューズジィーコイルはスプリングの特殊な設計で強度、方向、インソールの角度などを調整して外反膝(X脚)、内反膝(O脚)の矯正が自然に行われるように靴を調整いたしております。